このページには、ロボットに関連して思ったことや、普通の日記みたいなことをランダムに書きます。 ある程度まとまったら、改めてまとめるかもしれません。 書きこみ順は、新しい物から古い物の順です。
東京国際ロボット展
久しぶりの秋葉原
ロボット展を見に東京まで出たついでで、久しぶりに秋葉原へ買い物に行きました。 古いビルを建て替えている途中の空き地が目立ったり、怪しさの方向が変わったり (たとえば渋谷の路地裏みたいな感じで・・・)して 雰囲気が変わり続けているな〜と感じました。
2007年の航空際
その次の日、岐阜基地の方は快晴でした。いつもHPの素材を撮影しているデジカメで飛んでいる飛行機を 撮影しようとトライしましたが、うまくいきませんでした。
各務原 航空宇宙博物館
趣味と勉強をかねて見てきました。行く前にHPを見てあまり期待をしていなかったのですが、 実際はHPの説明よりも展示品が増えていたり、一部の航空機は中に入ってよく見られる ようになっていたり、新型航空機開発の記録ビデオが見られたりなどなど、意外と展示が 充実していて良かったです。たくさん撮ったうちの何枚かを貼っておきます。
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US−1 野外展示の一機です。近くで見ると「荒れた海から離着水できる」というだけあって 見るからに頑丈そうな印象でした。 |
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展示棟内と飛鳥の中 所狭しと航空機が展示されています。画面右の大きな航空機が「飛鳥」という実験機です。 例えば飛鳥の中へは入ることが出来ました。 |
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日本版スペースシャトルの実験機 場内の説明では「開発中」となっていましたが、すでに計画が流れてしまった「日本版スペースシャトル」の実験機 です。 |
前も書きましたが、試合の運びがよりテンポ良くなりました。本番で「アレ動かない・・・」 が少数になったのと、試合の方もルールが整備されたからでしょう。試合は判定結果が 理解しやすく改善されたと思います。
一部のロボットはリング上で自分から転ぶことが全くありませんでした。また、2回自分で転ぶ と1ダウンになるうえ、移動を続けることもルールになったので、移動能力のあるのが一般的 となり、試合を見ていてより面白くなりました。GADGET-F/GADGET2の安定した動きと、L7A3 Thunderboltのスムーズな動きが印象に残りました。
予選の「人の役に立つ」プレゼンの方では、基本的な移動や攻撃のモーション以外に、ROBO-ONE に出場するロボットにどんな動きをさせることが出来るのかを見られて参考になりました。 (うどんの生地を延ばす真似とか、床掃除のまねとか)現状はモーションを作りこんで 順番に再生する方式が主流の様なので、各種センサを増やして、行動に柔軟性を持たせて ゆく方向にするとよいのではないかと思いました。(ロボットの前にある、働きかける 対象が無くなったり、転倒したりした後もモーションが続くのはロボットとして寂しいです。)
宇宙大会の予選には2機出ていました。両方とも一瞬でよく見えませんでしたが、空中で 姿勢制御が働いているような気もしました。演技の直後にスローモーションでビデオの 再生があれば良いのではないかと思いました。こちらの競技の方は一般予選の規定演技 である「キャッチボール」と違い、人とのやり取りが必須とは思われないので、はじめは 不確定要素が多い手投げよりは、ランチャーを作って使ったほうが技術開発の進歩が より早くなるのではないかと思いました。
自由落下中の姿勢制御というテーマは面白かったので、自分でもなにか作って試してみようかと 思いました。ROBO-ONEに参加するロボットの標準機能としても、例えばロボットがテーブルから 転げ落ちてしまった場合に、壊れない向きで落ちる機能として有用だろうと思いました。
会場入り口には「撮影禁止」の札が立っていたので、風景写真でも・・・
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高松港より |
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松山城より |
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はじめて乗ったプロペラ機 |
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徳島市上空 |
以前はこっちの方に住んでいてお馴染みの場所なので、友人宅を訪ねつつ、なんとなく近所を 訪ねる感じで遊びに行こうと思います。
相互リンク依頼のメール
「SeaThru(しーするー)」http://www.seathru.jp/
とのことです。なかなか良い事だと思います。頑張っていただきたいです。
ところで私の場合、いま「欲しいもの」として思い浮かぶのは、よりかっこよくて、 おりこうなロボットを作る部品としてのマイコンとアクチュエータです。
マイコンは名刺サイズで、Windowsが動くくらいの計算パワーがあり、単三電池 2本で1日動けて、開発環境まで含めて9800円で買えるようなものが欲しいです。 無線LAN機能もボードに搭載されていると別のPCに計算を分散させやすいので良いですね。
アクチュエータはもっと細身のシルエットのロボットが作りやすいようなリニアアクチュエータ の形で、今のトルクが40kg・cmクラスのロボット用サーボの3倍くらいのパワーウエイト レシオかつ値段と消費電力は3分の1だと格闘ゲームのキャラ並みに動けるようになって 楽しいのではないかと思います。
からくり人形
これをヒントに「マイコン制御で小さめのものを作って、PCの外部入出力機器の一つとして 置くと面白いかも・・・」と思いました。2足歩行を考えなければ、背骨だけ丈夫に作って 手足は細くできるので、結構人形らしい形にできそうだと思いました。
1995年頃、SlackwareのLinuxをM250Aの前に使っていた、IBMのAptivaにインストール するのにだいぶはまりました。 そしてインストールした後、R魚のソフトを作っている途中で何度もカーネルが壊れたのに懲りて それ以来Linuxは触っていませんでした。今度のインストールでは、インストールが簡単で、 すぐに日本語も使えるXが使えたり、WindowsでフォーマットしたUSBメモリーが挿すだけで 使えたりする便利さに感動しました。
後は前進の反応があまりに鈍い気がしたので、下のローターのピッチの可動範囲が広がるように ストッパーを少し削ってみたところ、ホバリング中にだんだん揺れが大きくなり墜落するように なってしまいました。ここは触ってはいけなかったようです。テープで隙間を調節して、可動範囲が 元に近いように戻しました。
以上の様なことが無くても、非常に動きが唐突で読めず、そのうえ調整が狂ってきたせいか、 トリムでヨーの回転が止まらなくなってきたので、これはここまでで置いておいて、ハニービー も買ってみました。
こちらはちゃんと操縦が利きました。機首にクリップを貼り付け位置を加減すると適当な 速度で前進し、8の字に飛ばしたり、テーブルの足の間を通したりといろいろ遊べました。
というわけで、BBSを見ると同じ意見が多いのに昨日気がつきましたが、1つ買うなら 絶対にハニービーがお勧めだと思いました。
実際に飛ばしてみて、売り場で流れていたPRビデオのように飛ばせるようになるには相当な 練習が必要そうに思えましたが、スロットルのコントロールだけでも「ふよふよ」という感じで 飛ぶのでそれなりに楽しめました。いままで約20分の積算飛行時間の間に、すでに10回くらい まともに墜落していますが、少し傷が付いた程度で異常ありません。普通のラジコンヘリならば 1回目で大破しているところです。マイクロUAVの素材に〜などとちょっと考えていますが、 なかなか難しそうです。
VB2005でこの辺が変わっていないか試してみました。オンラインマニュアルで SerialPort.Write メソッドのところを読んでみると、Write メソッドはオーバーロードありで 「 (Byte[], Int32, Int32)」というバイナリで出せるものもありました。uniで試してみたところ うまくいきました。便利になったなーと思いました。
「なにか手土産にお菓子でも・・・」と思いましたが、お菓子では印象が薄いので、自分の 本を持っていって、ロボットの話もしてきました。
最近のロボットキットの話も出ました。「パンフレットが送られてくるけれども、ただ組み立てても しょうがないし・・・」との印象をお持ちとのことでした。セールスにもう一工夫必要なようです。
昔も人気がありましたが、今でもやはりロボット工学(制御工学)研究室は人気があり、あみだ くじ(もしくはジャンケン)大会になるそうです。
最近就職活動をして、だいぶ職務経歴書を書きましたが、仕事の方向付けに「あのジャンケン大会」 の影響が大きかったなーなどと思いました。ちなみに、たまに発生する「推薦状争奪戦」も、私の 出身学科の場合はジャンケン大会でした。 (推薦状に名前を書いたら内定の理系ではメジャーな方法?(笑))
「相互リンクしませんか?」のメールを頂いて知りました。映画とテレビ向けのアニマトロニクスと ロボットを作っているイギリスの会社のHPです。全体的に見て面白いのでここで紹介することに しました。(吉野の英語版のページには、現在リンクページが無いと言うのもありますが・・・)
roboticsのページにある6足歩行ロボットは、歩行の制御は自動で、行き先は操縦で 指示するタイプのロボットです。ロボットの構成はROBO−ONEに出てくるロボットと 大体同じですが、hexapod v4は脚で力の制御をしているので、歩く様子が大型の クモの様で、生きているみたいに見えます。
カメのような外装を付けている写真をみて「なんか、すごい出来だなー」と思ったら、よく文章 を見たところ「ハリーポッター」の撮影に使ったクリーチャーでした。すごいわけです。
映画のクリーチャーは、複数の人が直接ワイヤーやラジコン操作で動かすのが、今でも一般的 なのかと思っていましたが、こちらのHPでは、爆弾処理ロボットの操縦装置で見かけるような、 スーツケースにラップトップPCを埋め込んだ、システムが紹介されていました。 CGキャラクターまで同じシステムで操作することを考えると、必然のような気もしますが、 「なにげに、進歩しているなー」と思いました。
ためしに、ノーマルの有線のパッドをつないでみたところ、動きませんでした。なにか違いがあるようです。
製作にあたっては2000年頃にプリントして、保管してあった藤田さんのドキュメントの お世話になりました。
プレイステーションPAD/メモリインターフェースの解析 http://www.vector.co.jp/soft/data/game/se020797.html
HPを書きながら検索してみると、いろいろ追加のドキュメントが出ていました。 NONSAYAさんのHPもお勧めです。
NONSAYAさんのHP http://www.sky.sannet.ne.jp/nonsaya/
デュアルショック2で無線コントロール http://www.sky.sannet.ne.jp/nonsaya/DS2if.htm
書籍のデータ タイトル:吉野のロボット製作日誌 サブタイトル:手作りロボットの「構想」「設計」から「製作」「実験」まで! 誌面体裁:B5判・176頁 価格:1900円+税 著者:吉野耕司 ISBN4-7775-1206-1 |
内容は「uni」と「W6」の「製作日誌」を中心としたものです。一言で言うと「ホームページの書籍化」という企画になりますが、ただそのまま本にしても意味がないと思ったので、本という形態を生かしつつ、ホームページのディスクスペースの都合などで未公開だった資料、製作途中の細かい実験の結果、いろいろな部分を作るにあたって何を考えていたかなど、かなり書き加えて本にしました。
ホームページは休日などに少しずつ書いているため、「来週書き足そう」と思ってそのまま忘れている事や、関連する事項が離れた場所に書いてあるために、 一貫性が薄れて分かりにくくなっている部分もあると思います。 本では、それらも考慮して「製作の流れ」が分かりやすくなるようにまとめました。
以上、ホームページでおなじみの方にも意味のある内容にする様考えましたので、書店で見かけたときは、手にとって見ていただけると嬉しいです。(「ロボット製作に大変な労力を注ぎつつも一銭にもなっていない」などと、いわれることも多いので、買っていただけるともっと嬉しいです(笑))
ここからは余談ですが、「フリー」で実家にいると、趣味ロボットの製作は、少しやりにくく 感じます。しかし、執筆期間中は「真剣に仕事に取り組んでいる」と言い切れるので、人目を はばかることなくロボット に集中できて良かったです。こういう時間が持てたのは大学生の頃以来でした。
たまにはこういう期間があってもいいなーと思いました。また、ある程度の量の文章を 「〆切」に向けて真剣に書いたので、書く事に関して1LV経験値がアップしたような気がします。初めて自分のホームページを通して一気に読み返し、今後の製作の方向性をじっくり検討することも出来ました。この経験をホームページのコンテンツ充実などにも役立てたいと思いますので、よろしくお願い致します。
工学社の方々をはじめ、関係者の方々にも、ここで一言お礼を述べたいと思います。 いろいろとお世話になり有難うございました。
既にこの本を買っていただいた方々、ありがとうございます。 本の値段相応以上の価値を感じていただけるか、ちょっと気がかりですが、何らかの形で ロボット製作のお役に立てる事を願っています。
ROBO−ONE(第9回)とダブルエントリーの方々も見かけました。 これらの方のロボットは、動かす技術は概して高かったと思います。 大会の「入門クラス」としての趣旨には沿わないかもしれませんが、交流の意味で 良い影響もあるのではないかと思いました。
前回はギリギリで、資格審査に通るところまで製作が進みませんでしたが、今回は
前回の機体の製作をそのまま進めての参加でしたので、無事にクリアできました。
前回の大会は、交通の都合もあり、選手の会場到着時間が同じせいか、資格審査が
大変込み合いましたが、今回は選手の会場到着時間に幅があったためか、開場して
しばらくは空いていました。
uniは、プログラムを毎回RAMにロードして起動するシステムをとっているため、
控え室を出たあとは、ずっと起動状態となります。また、バッテリも埋め込んであり、
外に出ているコネクタから充電するようになっているため交換はしないようになっています。
あまり順番待ちの時間が長いと、電池切れが心配になりますが、今回は待ち時間が
短くて良かったです。
私の予選デモの順番は、30番目で、午後の部の比較的早い順番でした。
仕事のプレゼンでは、緊張しても「アガル」ことは無いのですが、ここでは、なぜが
「アガリ」ました。もっと要領良く説明しなければと思いました。
ロボットの方は、ターゲットを探して倒すデモをしましたが、いつものとおりに問題なく
動きました。
下の画像は、予選デモ中のuniが撮影した画像です。ROBO−ONEは会場の条件や ルールが毎回変わるので、自分にとってもデータとして利用価値があるかは微妙ですが、 記録できたので公開します。
リングからの画像1 デモ開始時に、ターゲットを発見したタイミングで撮影した画像です。ターゲットの後ろに 写っている、赤い上着の方々は、審査員です。 |
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リングからの画像2 攻撃前に撮影した画像です。ターゲットが視野いっぱいに写っています。 |
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リングからの画像3 二つ目のターゲットに向かい始めた時の画像です。バックにリングの境界も写っています。 画像認識で使いやすい様に赤くしてくれたとのお話が、Jクラスの途中で、審査員からありました。 確かに使えそうだと思いました。 (ところで、ターゲットの「十字」は黒にしか見えませんが、青のビニールテープです。) |
今回の画像を見る限りは「けっこう使えそう」という感触を持ちました。
メモリを入れた後、一応壊れていないかメモリをテストするプログラムで見てみると、元々 付いている方に壊れている部分がありました。
壊れているメモリをやはり中古のメモリを買って入れ替え、ついでに、最近ブルースクリーンを 見る機会が増えてきたので、スペアとして買ってあった40Gのハードディスクと交換し、 インストールをやり直しました。例えば下記のような不具合が出ていましたが、すっきり直りました。
そういえば、最近、田宮模型の昔のラジコンカー(ホーネットとか) が組み立て済みのフルセットで売られている のを見ました。あのキットが出た当時既に、初期のラジコンカーで必要だったコツが要る調整 部分などもほとんどなく、説明書も非常に丁寧で、十分簡単に組みあがると感じていましたが、 やっぱり今は組み立てまで必要ない手軽さが、一般的には求められているのでしょうか?