このページには、ロボットに関連して思ったことや、普通の日記みたいなことをランダムに書きます。 ある程度まとまったら、改めてまとめるかもしれません。 書きこみ順は、新しい物から古い物の順です。
原理の正確な説明は下に示すURLに譲りますが、一言で説明すると、頭に近赤外線の レーザー光を当てて、帰ってきた赤外線の強さを計測すると、光が当たっている範囲の 脳内の血液の流れの様子が分かります。この発光素子と受光素子のペアを帽子一面に つけて計測し、パソコンで処理すると、その時に活動している脳のエリアが分かるというものです。
http://www.hitachi-medical.hbi.ne.jp/how_to/opt/genri-top.html
さて、どうして私が「とても興味を持った」かといいますと、前述の番組で、被験者が 手足を動かしたとき、パソコンの画面の中の測定結果のイメージがそれぞれの動きに対応して 「もわもわ」っといった感じで動いていました。そして別のところで「スポーツの イメージトレーニングでは、脳の一部は実際に体を動かした時と同じように活動している」 という話も読んでいましたので、「体を動かすイメージによって起きる脳の活動を測定し、 その測定結果でロボットを操縦できそう」と考えたためです。
そして、もうひとつの大きな理由は、テレビで装置を見て「秋葉原で部品をそろえれば 、自分にも作れそう」と感じたためです。MRIの超伝導磁石やCTのX線発生部分は 、個人所有と簡便な取り扱いに難ありと思いますが、光トポグラフィーならばそのへんがOKに 見えました。
学生の頃に、図書館の医学部のコーナーで医療用電子機器の取り扱いを調べたり、脳波や筋電位の 実際の計測の仕方を調べたりして「なんか、けっこう危ないじゃん、それに痛そう」みたいに 思い、この手のマンマシンインターフェイスには手を出さないことに決めていましたが、 またこっちのほうへ行ってみようかという気持ちになりました。
ちょっと考えただけでも、測定結果のイメージにすごく個人差があるとか、動画を特定の記号に エンコードする具体的な方法とか、パターン認識に関するハードルが思いつきました、その辺 にトライしてゆくのが面白そうだと思いました。また、容易なことでは完成しないとは思いますが、 もしも「体を動かすイメージでロボットを動かす方法」が完成したらすごく実用的な価値が ありそうだと思いました。
VOLSのURL−−> http://www.volz-servos.com
HPを見る限りでは、日本からも通販で買えそうです。(値段も普通みたいですし・・・) ROBO-ONE参加者の方、いかがでしょうか?
1984年といえば高校1年生のころで、マイクロキャット/マイクロマウスの競技に併設の、 簡単なロボットの競技に参加してみた年でした。当時の2足歩行ロボットのデモや産業ロボットの デモなど実物をよく見に行っていた頃だったので、あまり興味が湧かなかったのかもしれません。 ふと机の奥を掻き回してみると、このロボコンの参加賞(メダル)と、なんか賞を もらった副賞のヘッドフォンステレオは見つかったのですが、肝心のトロフィーの類がい つのまにか捨てられて無くなっていました。(トホホ・・・)
プラレス三四郎の放送時期を調べたHPにその年に放送されていたその他のアニメのリスト がありました。(というか、一覧表の中にプラレス三四郎を見つけたわけですが)その年に 印象に残っているアニメは「うる星やつら」と「装甲騎兵ボトムズ」でした。
そしてここを出た後の日記( 夢さん 訪問記)を読んでみると・・・かづひさん元気ですねーうらやましい。 と、6から8時間眠らないと睡眠不足(昼間ふと気づくと時計がいきなり進んでいたり・・・) になる私は思いました。
ところで、ロボット関連でも「・・さんとお会いしました」のようなことをHPに書かないことを 「吉野のロボット」の常としているのですが、ご本人が公開されているので問題なしと思い今回は書きました。
そういったわけで、球面スクリーンのプロジェクタを使ったフライトシミュレータのような 視野の広さのヘッドマウントディスプレイが欲しいです。
プレステ3等次のゲームの話が出始めていますが、ゲームの方でも、普段プレステ2で 遊んでいて、テレビの画面には限界を感じていますので、次世代のゲーム機は グラフィック等の性能強化を新型表示器とセットで開発して欲しいと思います。
そして出来ることなら、趣味ロボット(趣味じゃないロボットにも)の操縦にも 転用できるように、インターフェイス を公開する形で出して欲しいと思います。
ちなみに、今はWindowsも複数画面に対応しているので、このノリで今の1画面の液晶パネルを たとえば9個並べることによって実現しても面白いと思います。プロジェクタを並べて構成する 大掛かりなシミュレータは、並べたプロジェクタの数だけビデオケーブルが出てきますが、 ヘッドマウント型だとそういうわけにもいかないので、画像データの通信方法をトラディショナルな アナログビデオ信号から、普通のコンピュータの通信方法等に変える必要がありそうですね。
通信の速度についてちょっと考えてみましたが、ギガビットイーサ等が見えているので、 視野いっぱい分の適当な密度の画像の取り出しや転送もきっと問題なくなるのでしょう。
昔のビデオを見て思ったこと
ときどきテレビで見る先生を見て「あ、ちょっと若い感じがする」とか、研究室に 置いてあるコンピュータ類(PC9801がチラチラ映っている)に郷愁を覚えたり・・・
その他、今日まで発展が続いている研究も中にはありますが他全体的には、「散発的」と いう言葉が浮かびました。また、のんびり動いているロボットに「高速な動作」などと 解説が入っているのを聞いて、これが「のんびり」見えるということは、やはりこの10年で 技術が進歩したんだな〜と思いました。
がしかし、正常に戻らなかった場合に備えて、PC内のすべてのデータ類をバックアップ していたので、特に必要というわけではなかったのですが、気分転換と「Windowsを調子よく 使うためには定期的にHDDをフォーマットすべし」という一般的なノウハウ?に従い 「出荷状態に戻す」を実行して、OSをPC購入時の状態のWindows XP Home Editionに戻しました。
2L1v6のころからWindows NT系のOSでも動かせるように環境を整えて来ていたので、特に問題なく W6の開発は継続出来ています。ただ、いつもH8へのプログラムのダウンロード等に使用している ハイパーターミナルでプログラムのダウンロード(テキストファイルの送信)が極端に遅くなっ たので、ターミナルソフトをテラタームに変えました。
格闘の攻撃アクション
準備の時間
バッテリー
また、同じ機種のバッテリーでも充電状態が異なるものと交換したとたんにうまく歩けなくなる、 起き上がった後、勢いあまってまた転倒する・・・といった光景を見かけました。
この辺りの問題を解決すると、また一歩、動きの安定性が増すのではないかと思いました。
ロボットの大きさ
操縦
センサー
距離センサーを搭載している例を見かけましたが、格闘には使われていないように
見えました。間合いを計るために使うと良さそうな気がしますが・・・
本当に良いかどうか、W6か2L2で試してみようと思いました。
2.審査/ルールについて
「しっかり出来たかどうか」は決勝で評価し、「チャレンジ精神/やる気」は何か別の評価で 奨励するとさらに良くなるのではないかと思いました。
3.FAQ?
「作りたいロボット」と「ROBO−ONEレギュレーション」のベクトルに差があるので、 どう自由時間を振り分けるかが悩ましいところです。
前田さんのOMNIHEAD
SISOさんのG-Tune
Kyushu University Humanoid Projectさんの2325-RR
OH SUNG NAMさんのMYRO(だったと思う・・・)
その他
そういえば、よく日本の雑誌等で「ヒューマノイドロボットはキリスト教圏では、 宗教上の理由で作られない傾向がある」といった趣旨の内容を含む記事を見かけます。 メールでやり取りしている範囲では、そういう感じを全然受けないのですが・・・
私が思うに、趣味の人には人気がある様に見えるのに、企業等であまり人気がないのは おもに実用性・必然性に難点があるからで、宗教的には、 今あるような「ヒューマノイドロボット」は人間とはあんまり似てないので、全くOK だろうと思いました。
こういった動きが途絶えないならば、次のブーム(15年後くらいか?)には 「家庭に普及するようなロボットが登場するかも」という気がします。
ちなみにここで私は、家庭のロボットとして「移動能力、コミュニケーション能力、 柔軟性のある複数機能・用途」を持っているような機械をなんとなくイメージしました。
その後ギアケースの掃除をし、 砂対策ということでギアケース周辺にセロハンテープを張ったところ、日曜日は砂は入らなく なりました。
飛ばした感じは「多少操縦が利くゴム動力機」みたいな感じでした。 普通のRCプレーンとはちょっと操縦の感じが違います。しかし、どういう状態が 「失速しそうな状態」か見て判断の付く人ならば、飛行時間にして20秒ていど 練習し操縦感覚をつかめば普通に飛ばせるようになるでしょう。
海岸に居た時間にして1時間半程度、飛行回数にして6回?遊びました。 10数年ぶりのラジコン飛行機でしたが、たまには良いと思いました。 (でも、簡単すぎてもう飽きたかも・・・)
128kbyteのS-RAMも付いているので、当面はこのRAMを使えるようにしたモニタ をROMに入れておき、2L2v1等に搭載するソフトの要素開発用 (例えばPCの逆運動学計算サブルーチンの移植テストとかメモリを使うもの) に使おうかと思いました。
2003年2月1日と2日に、お台場の未来科学館へ第3回のROBO−ONEへ 行ってきました。
1.全体的な感想
決勝については、また前回と比較してロボットの完成度が上がり、さらに 見ごたえのあるトーナメントでした。
ロボットのハード(モーター、電池、マイコン等)に関して言えば、 だんだんと収束してきたという印象を 受けましたが、マスタースレーブ制御、ロボットの動きに合わせた効果音や 自律化等のROBO−ONEにとっての新要素の登場や、運動制御ソフト等の 漸近的な改善などによってまだまだ面白くなりそうだと思いました。
比較的ROBO−ONEのロボットに利用し易いような、工学に 関する研究成果もたくさんあると思うので、今後どんどん取り入れていけば 良いのではないかと思いました。
その他に思いついたのは無線トラブルの時は「通信系のみ有線を許可するがペナルティーとして マイナス200点する」とかは如何でしょう?こうすれば「せっかく作ってきたのに全く予選デモ が出来ない」ような事態が避けられると思います。
通信に乗せるデータ
通信系に乗せるデータとしては、ロボットが解釈できない時は無視しても良いデータのみ とするか、もしくは伝送エラー対策を十分とるか等の対策が必要だと思いました。
今後の方向
帰りは多少破損しても構わないと思い、全部宅急便で送り返してしまいました。
行き、帰り共に破損無く、無事搬送できました。PCは持たず、工具やスペアパーツ もほとんど持っていかなかったため、参加者の中では平均以下の荷物量ではないかと 思いましたが、本体とスペア電池程度しかもたなくても良いのが理想だと思いました。 (ロボット自体がコンパクトならなお良いと思いました。)
予選のデモ
目標は人の歩行速度4km/hを身長換算して1km/h(16m/分)程度でしょうか? ちなみに今の2L2v1の最高記録が4m/分弱なので道のりは長いです・・・
競技成績にとって重要なもの?
賞品
次回
4L1/6L1の時は、まず「本当に歩くかどうか」「システムが成り立つか」といった 基本的な部分に自信がなかったので、材料費や工作の手間のかけ方がとても及び腰でした が、今度作るときは最低限どの程度の物が出来るかが見えている状態でスタートできるので、 もっと見栄えがして性能が良いものを作りたいと思います。
ROBO−ONEのHPの参加者のページからリンクを辿っていくと、参加者の方々の HP/BBSを見ることができます。そうして見てみると、交流とか情報収集とかを目的としている 人や、競技にこだわる人(格闘好きの人?) などいろいろです。私はROBO−ONEにこういった参加者の 多様性が有るところ、多くのロボコンと異なりそのロボコンに特化したロボットで なくとも参加できるところ、そして私のように作る過程を楽しむ人にも楽しめるところが好きです。 (決勝戦の格闘も見るのは好きです)
2002年8月10日と11日に神奈川県の川崎へ第2回のROBO−ONEを 見に行ってきました。(今回は競技にも参加しました)
1.全体的な感想
前回の未来科学館と比べて見学し易いい会場 でしたが、自分が出場の順番待ちをしているときなど、一部の予選デモ を見逃したのが残念でした。 前回に引き続き、解説者と司会者の「ボケとツッコミ」が絶妙でとても笑えました。 なんだか「言ってはいけないこと」をポツポツ言っているような 気がしましたが、当り障りの無い司会よりずっと面白かったです。
全体的な傾向としては、なるべく剛性を高く、パワフルに製作し、可能な限り 面積の広い足で「そーっと歩く」ロボットが多かったような印象を受けました。 試合を面白くするためには、「起き上がる機能」「転倒に対する耐久力」等と 並んで「移動能力の向上」も重要課題ではないかと思いました。
当初からの大きな参加目的である「オフ会」と「他の人のロボットを見る」という 点も満たされ、楽しいロボコンでした。
参加ロボットに関しては、 テクニカルコースで優勝したロボット2台の協調動作が競技中にも動作している点には、 とても感心しました。ハードの性能をきちんと出して、確実に動いていたので、まるで 産業ロボットの見本市でみる、デモの様だと思いました。
また、いかにも時間切れで競技に臨んだ学生さんのロボットを見て、自分が学生で、プログラミング の練習を始めた頃、今ならば1日で作れるプログラムを、夏休みいっぱいかけても出来なかった事 や数々の失敗を 思い出し、普段自分が「ロボット製作の時間が十分無い」と感じて いる理由とはまた別の意味で「時間が十分無い」のだなと思いました。
総じて、現地まで往復約12時間の旅まで含めて、良い気分転換になりました。 競技そのものが、ゲームとして面白いと感じましたので、競技に参加するかどうかは 別として、以前からスポンジボールも買ってあることですし、このロボコンの レギュレーションに準拠したロボットを作って遊んでみようと思いました。
ここ数年はF22、23やF32、35の記事に注目していました。 これらの戦闘機も十分進歩的に見えて「この先数十年はコレになるのか〜」と読んでいたら、 ミリタリーエアクラフトの記事で始めて見ましたが、X45のような無人機が主力に なるかもしれないとのこと、そこまで本気で開発していることを知り、驚きました。 兵装がレーザーガンのタイプもあるとか、戦闘機用のレーザーガンの開発に予算がついたとかを 知り、また驚きました。
「レーザーが主兵装の無人機」で、最近アニメ化になった「戦闘妖精雪風」という小説の ことを思い出しました。アニメの予告編を見ましたが、これに出てくる戦闘機のデザインは 、80年代に思い描いた「21世紀の戦闘機」みたいな、レトロ感がなかなかいい感じでした。
「マグダン」の解説記事を読んで、その巧妙なカラクリに感心しました。ZDNetで
ロボフェスタ?にて行われたデモの動画を見てから「どうなっているのだろう」と
少し関心を持っていました。
カムやクランク等で動きを出すのは、製作と調整が困難で、出来た後の融通が利かないため、
機構を思い描くときに、無意識に頭の中から排除し、ソフトウェアの部分に調整代を
持たせた機械を想像してしまいます。といったわけで、動きを見て、機構を想像
していたら、あとから実際は全然違ったということが良くあります。
マグダンの場合も、離れた軸の動きは電気的・ソフト的につないでいると
想像していたので、機械式と知って驚きました。
ROBODEXそのものについては、ネットのニュースで見ました。 一般的には「大きな進歩」を期待されているような感じも受ましたが、 はじめに思ったのは、「やっぱり1年くらいではそんなに進まないよねー」でした。 でも、公式ガイドブックの初めのページで、発起人の方のコメント曰く「自動車産業のモーターショー」 のような物として企画したとのことですので、技術的にはちょっぴり進んで、 あとは流行と美麗なコンパニオンで勝負の祭典みたいなのでもOKかな? と思いました。
気を取り直してインストールをやり直し、使い始めると、安定してインターネット接続が
出来ませんでした。Home PNA経由の常時接続を利用していますが、どうやらUSB機器が
接続された事をきっかけにしてインターネット接続が切れる様でした。
ELECOMのUC-PBBという、WindowsXPが標準サポート(特にドライバのインストールが要らない)
USB->パラレル変換ケーブルを接続すると、「IPアドレスが重複する」とか言うような
無関係と思われるエラーメッセージがタスクバーからの吹き出しで表示され、インターネット
接続(http)が切れたり、XP対応と書いてある、FFFTPを実行すると切れたり、
H"をUSBに接続して通信できるようにドライバ(Win2000/XP兼用)をインストールすると
H"のUSBケーブル(サン電子のU-Cable/type-P1)を外して再起動しても、2度とhttp接続が
出来ない様な現象に当たりました。
ネットでちょっと検索をかけてみると、いろいろ問題があるようで、良くない時期に PCを買ったと後悔しました。そういえば、会社で、サービスパックが一通りリリース されるまでNTサーバーのネットワークが安定してなかったような記憶もあります。 といったところで、既存の周辺機器や環境を利用しつつ、HP作りとロボットの開発 を1台で行うという使い方は望めないようなので、当面の間、移行は諦めました。 現在は、BN100をどう使うか検討中です。(Win98やLinux等別のOSで使うとか・・・)
ルールを始め、開催の形式のがハッキリしない様に見え、
どういう形の競技会になるのか想像がつかずに心配してしまいました。
しかし、実際に始まってみると、個性に富んだ、製作者の方々の熱意が現れたロボットが
多く参加し、非常に見ていて楽しい、盛り上がった競技会になり、良かったと思いました。
また、ほとんどルールらしいルールが無いのも、第1回の大会としては、ある意味正解
だったのではないかとも思いました。
実際に見てみて、あまり構えずに、自分でも何か作っていって、リングに上げれば良かった
なと感じました。
多少なりともコンピューターを取り入れた「自律的に動作する部分のある2本足のロボット」 をターゲットにした規格でも、参加台数を期待できることが分りました。 (なにを以て「ロボット」と言うかは非常に議論のある事と思っています。) 見て楽しく、技術的にも興味深い競技会になるよう、今後に期待したいと思います。