概要
車両型のロボットです。作り始めた時点では、”車両型ロボット2”
とあまり変わりませんでした。主な相違点は、材質を木からプラスチックにした点と、
前進用と旋回用のモーターに分け、直進すること自体に配慮が要らなくなった
点です。
このロボットでは、ナビゲーションに関して結構色々なことを試しました。 そして測定データ、写真、ビデオその他の資料も良く残っていますので、 そのうちにもっと詳しいホームページとしてまとめるつもりでいます。
寸法 | --- * --- * --- |
重量(本体) | 約 500 g |
電源 |
単1乾電池 * 1/走行&アーム用 5 V / 6 A スイッチングレギュレーター |
モーター |
マブチRE-140 * 1/走行用 マブチRE-140 * 1/アーム用 |
外界センサー |
超音波距離計 焦電センサー 磁気コンパス ジャイロコンパス CDS |
内界センサー |
走行距離計 アーム位置センサー |
開発環境
PC-286LS、MS-DOS3.3、Quick C 2.0の構成でプログラムを開発しました。
実験項目/製作の目的
1.使ったことのない部品を試す。
2.C言語の練習
3.超音波センサーを利用した屋内環境でのナビゲーション
(1)ビルの廊下のような人工の環境を、床に引いた線のようなガイドなしで
部屋から部屋まで移動する。
(2)超音波センサでスキャンした結果得られるレーダーチャートの解釈
ロボット用に、特別に用意したランドマークに頼らず、柱の角などの
建物に元々あるものをランドマークとして使用できるようにする。
(3)あらかじめ入力してある建物内部の地図を元にして、積算走行距離と
スキャン結果を利用した現在位置の割り出し。
(4)地図に無い障害物の回避
4.屋外でのナビゲーション(カレンダー、太陽の方向、緯度、経度からロボットの向きを計算)
ソフトウェア
機構部
制御回路