電池、安定化電源、3端子レギュレータそして電源系統の 構成例に分けて書きます。
リチウムイオン電池スナップホルダ
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リチウムイオン電池スナップホルダ
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部品選定は、これから作る回路の消費電力を良く考えて行うと良いでしょう。 可変抵抗で電圧を変えることに似て、 入力電圧と、出力電圧の差を熱にして出してきます。定格いっぱいまで使おうと 思う時はヒートシンク等の用意が必要になります。
私の場合、熱の処理(レギュレータ自体からの放熱と、ロボットのボディーからの放熱) が面倒なので、定格の半分くらいまでを目処に使っています。
DC−DCコンバータ
本サイトの2足歩行ロボットでは、電圧を安定化させることにより、ロボットの動きを
一定にする目的で入れています。
(各関節の角度の定常偏差が電池の残量に影響されなくなり、歩行が安定します。)
W6では、主に電池を1つにまとめることを目的として使っています。RCサーボの 出力を安定させると共に、関節がロックするなどして、異常に消費電力が大きい状態が 発生した時も、動力系統が電流を取りすぎて電池の出力電圧が下がり、マイコンがリセットする といったような事を防止する効果が期待できます。
AC−DCコンバータ
主にプログラムを開発している間、ロボットが動き回らない時と、2足歩行ロボットの歩行調整時に使っています。
可変電圧型
出力を5〜15Vで変えられます。2L5で使いました。 |
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固定電圧型
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制御系等の中でも、無線ユニットと超音波センサユニットが、それぞれ3.3Vと12Vを必要とするので 、制御系等の5Vから分岐して作っています。