手前に写っている四角い瓶が「Mr.サーフェイサー1000」です。その後ろには下塗り用の白の塗料、
肌色、赤、白、黄色から調合した、頭を塗った時の肌色、薄め液などが写っています。
白で下塗り中です。むらが無くなるまで、何回か、途中で乾燥時間を取りながら重ね塗りします。
下塗り完了です。ストックがあった「光沢あり」の塗料を使ったので乾いていても濡れているみたいな仕上がりです。
だんだん飽きてきました・・・・。
後は肌色部分の塗装の後で、艶消しクリアーのスプレーで艶を消して、靴だけ 艶あり黒を塗ったら終わりです。もうすぐおしまい・・・と思ったら、まだけっこう工程があります。
この工程も、フィギュアとして飾るものを作る時は、もっと多くの手間をかけてきれいにしますが、 これまたこの辺でやめて、下塗りにかかろうと思います。
ちなみにサンドペーパーは#120、#240、#320、#400の順で使いました。
普通の形の服を着せられるようにするには、腕が動くか、外せるかする必要があります。 はじめは腕に球体関節を作りつけようかと思っていましたが、検討してみるとなかなか 手間がかかりそうでした。「なんとか服を着せられればOK」と考えて、マネキンと 同じように、腕を外せるようにしました。
あとは、服がないときの見栄えを考えて、シンプルなデザインのボディースーツの彫刻でもしておこうか・・・ と思いましたが、そもそも、多少可動するメカを内蔵したボディーを作る時の、プロポーションの リファレンス様に作った体なので、当初の目的を思い出し、これ以上凝ったことはせずに、 仕上げてしまうことにしました。
カメラの視野が狭く、視覚の実験に使うには期待外れな性能だったけれども、構造上、カメラの機種変更が 容易でないというか、カメラの形を変えようとすると広範囲に作り直しになってしまうと分かったことと、 目を動かすのに使ったRCサーボの位置決め精度と、カメラをマウントした工作精度が低く、ステレオマッチングから 距離を測る処理の精度も非常に低くなることに気がついたことが次のロボットを作り始めた理由でした、が・・・ カメラユニットというか、センサーヘッドはER01/W6v4の方を動かし、こちらのボディーは コミュニケーションロボット的に動かすという方針で折り合いをつけて製作を進める事にしました。
そんなことで、ここ数日は体部分の彫刻をしました。腕の長さを調節し、体の形を整えました。
髪の有無でだいぶ全体の見た目は違いますが、体部分の調整が進んだことが分かるように、作業の 前後の写真を並べてみました。
もう少し形を整えて、「手」の彫刻をしたら、今後体の部分にも可動部分を作ることを考えて、布の服を 作ってみようと思います。